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がん研究助成事業 趣旨
がん治療の新分野開拓のための優秀な研究に対して、毎年「がん研究助成審議会」の審査を経て研究助成金を贈呈するものです。
平成23年度事業
平成23年度(第44回)がん研究助成金の公募は今年度も行います。
公募は、平成23年11月1日から平成23年12月15日まで(当日消印有効)です。
- 平成23年度(第44回)がん研究助成金応募要領 (PDF 131KB)
- 一般課題の書式:A (一太郎 39KB) / (Word 63KB)
- 一般課題の書式:B (一太郎 39KB) / (Word 63KB)
- 特定課題の書式 (一太郎 39KB) / (Word 67KB)
- ラン・フォー・ホープ記念課題の書式 (一太郎 39KB) / (Word 66KB)
- 略歴の書式 (一太郎 20KB) / (Word 29KB)
応募の資格は、応募要領のとおり。いずれの課題ともに、がんに関する研究に従事する日本人研究者
又は研究グループが対象です。
なお、一般課題のBは、看護師、技師(放射線・検査等)、管理栄養士、放射線医学物理士、実験
動物関係技術者等の方が対象となります。
平成22年度事業
平成22年度(第43回)がん研究助成金は過日交付致しました。
研究課題として、一般課題:A、一般課題:B、特定課題(膵臓がん・肺小細胞がん・卵巣がん)ラン・フォー・ホープ記念課題の4課題で公募を行いました。
それぞれの研究課題、人数は次のとおりです。
| 一般課題:A | (1課題150万円) | 30人 |
|---|---|---|
| 一般課題:B | (1課題120万円) | 6人 |
| 特定課題 | (1課題300万円) | 10人 |
| (膵臓がん3人、肺小細胞がん2人、卵巣がん5人) | ||
| ラン・フォー・ホープ記念課題 | (1課題120万円) | 1人 |
47人の研究者に総額8,340万円を交付致しました。
これまでの贈呈実績並びに22年度は、事業実績のとおりです。
事業実績
最近10年間の年度別贈呈実績は以下の通りです。(単位: 千円)
| 年度 | 贈呈者数 | 贈呈額 | |
| 第34回 | 2001 | 20人 | 27,600 |
| 第35回 | 2002 | 23人 | 33,000 |
| 第36回 | 2003 | 27人 | 37,800 |
| 第37回 | 2004 | 27人 | 37,800 |
| 第38回 | 2005 | 28人 | 39,000 |
| 第39回 | 2006 | 28人 | 39,000 |
| 第40回 | 2007 | 28人 | 39,000 |
| 第41回 | 2008 | 28人 | 39,000 |
| 第42回 | 2009 | 49人 | 99,900 |
| 第43回 | 2010 | 47人 | 83,400 |
2010年度 (第43回) 受領者は以下の通りです。
(一般課題A: 1課題150万円 30名)
| 氏名 | 所属施設名及び職名 | 研究課題名 |
|---|---|---|
| 青木 正博 | 愛知県がんセンター 研究所 分子病態学部 部長 | 大腸がんの浸潤・転移におけるmTORC1経路の役割の解明 |
| 赤尾 幸博 | 岐阜大学 大学院 連合創薬医療情報研究科 教授 | 大腸腫瘍におけるマイクロRNAの発癌への関与 |
| 阿部 康人 | 愛媛大学 大学院 医学系研究科 准教授 | 血中自己抗体をターゲットとした早期膵癌スクリーニングマーカーの開発 |
| 新井 恵吏 | 国立がん研究センター 研究所 分子病理分野 研究員 | DNAメチル化を指標とした慢性障害肝における発がんリスク診断の実用化 |
| 池田 裕明 | 三重大学 大学院 医学系研究科 遺伝子・免疫細胞治療学講座 准教授 | インテグリン刺激による新規T細胞調整法を用いた、進行期食道癌に対するTCR改変T細胞輸注療法の研究開発 |
| 大野 暁子 | 慶應義塾大学 医学部 産婦人科 助教 | 婦人科癌手術時に卵巣摘出を行った若手患者の健康障害についての研究 |
| 大迫 智 | 財団法人癌研究会 有明病院 病理部 医師 | 乳癌における腋リンパ節郭清不要群を予測する簡易計算図表の開発 |
| 岡村 篤夫 | 神戸大学 医学部 附属病院 腫瘍・血液内科 助教 | ミコフェノール酸モフェチル静注製剤を用いた同種造血幹細胞移植後急性移植片対宿主病予防法の確立 |
| 岡本 康司 | 国立がん研究センター 研究所 がん分化制御解析分野 分野長 | 難治がん由来のがん幹細胞を制御する分子機構の解明とその臨床応用に関する研究 |
| 木下 寛也 | 国立がん研究センター 東病院 緩和医療科・精神腫瘍科 科長 | 地域に開かれたがん患者・家族に対する相談・支援センターのあり方に関する研究(病院外センターのパイロットスタディー) |
| 真田 昌 | 東京大学 医学部 附属病院 キャンサーボード 特任助教 | 骨髄異形成症候群における治療標的バスウェイの同定 |
| 重松 英朗 | 広島大学 原爆放射能医科学研究所 乳腺外科 医長 | HER2を含む二量体発現解析によるHER2陽性乳癌に対する至適なHER2標的治療法の確立についての研究 |
| 白木原 琢哉 | 国立がん研究センター 研究所 研究員 | 癌関連上皮細胞の癌間質における新規作用機構の解明 |
| 竹島 秀幸 | 国立がん研究センター 研究所 エビゲノム解析分野 研究員 | エピジェネティック治療にがん細胞特異性を導入する新規概念"Dysvalent修飾"の樹立 |
| 塚本 信夫 | 慶應義塾大学 医学部 先端医科学研究所 細胞情報研究部門 助教 | がん微少環境下の不均一な悪性がん細胞集団に対する免疫細胞療法の開発 |
| 中谷 文彦 | 国立がん研究センター 中央病院 骨軟部腫瘍科・リハビリテーション科 医師 | 血清内マイクロRNAの定量化による、ユーイング肉腫に対する新規生物学的予後因子・腫瘍マーカーの開発 |
| 西川 博嘉 | 大阪大学 免疫学フロンティア研究センター 実験免疫学教室 特任准教授 | ヒトがん組織でのがん抗原特異的抗腫瘍免疫応答の解明 |
| 西澤 雄介 | 国立がん研究センター 東病院 下部消化管外科 医員 | シリコーンゴムを用いた縫合不全における狭窄抑止効果および腸管再生の研究 |
| 西村 範行 | 神戸大学 大学院 医学研究科 疫学分野/小児科学分野 准教授 | 高リスク神経芽腫の再発におけるRabファミリー低分子量G蛋白質の役割 |
| 長谷部 孝裕 | 国立がん研究センター がん対策情報センター 多施設臨床試験・診療支援部 病理診断コンサルテーション推進室 室長 | リンパ管内腫瘍塞栓成分の生物学的特性に基づく浸潤性乳管癌の悪性度評価 |
| 前島 亜希子 | 国立がん研究センター 中央病院 病理科・臨床検査科 病理科 医員 | pN1肺がん治療切除検体における肺門部リンパ節の詳細な病理学的検索の付加による患者予後の層別化可能性の検討 |
| 三浦 光一 | 秋田大学 大学院 消化器内科 特任講師 | 非アルコール性脂肪性肝炎から肝発癌におけるToll様受容体の役割 |
| 南 博信 | 神戸大学 大学院 医学研究科 腫瘍・血液内科学 教授 | 造血幹細胞移植を行う難治性血液悪性腫瘍の患者に対するSF-36/SF-6Dを用いた費用効果分析 |
| 南 康博 | 神戸大学 大学院 医学研究科 生理学・細胞生物学講座 教授 | Wint5a^Ror2シグナル伝達経路を標的としたがんの進展・増悪の制御に関する研究 |
| 八代 正和 | 大阪市立大学 大学院 医学研究科 老年医学研究部門 腫瘍分野 准教授 | FGFR阻害剤およびTGFβR阻害剤を用いたスキルス胃癌の分子標的治療 |
| 升井 伸治 | 国立国際医療研究センター 研究所 細胞組織再生医学研究部 形質転換ベクター開発研究室 室長 | がん細胞一般に適用可能な新規薬剤標的同定法開発 |
| 山道 信毅 | 東京大学 医学部 附属病院 消化器内科 助教 | 背景母地粘膜の病理学的・分子生物学解析による胃発癌機構の解明 |
| 山本 聖一郎 | 国立がん研究センター 中央病院 消化管腫瘍科 大腸外科 医員 | 直腸癌に対する腹腔鏡手術における新規器械の開発 |
| 山本 博幸 | 札幌医科大学 医学部 内科学第一講座 講師 | マイクロRNA関連遺伝子異常の次世代統合解析による消化器発癌の分子機構解明と革新的臨床応用 |
| 吉田 清嗣 | 東京医科歯科大学難治疾患研究所 准教授 | 乳癌における腫瘍悪性化の分子機構解明と診断・治療への応用展開 |
(一般課題B: 1課題120万円 6名)
| 氏名 | 所属施設名及び職名 | 研究課題名 |
|---|---|---|
| 石橋 有希 | 神戸大学 医学部 付属病院 腫瘍センター 臨床心理士 | 「治療的介入を行う造血器悪性疾患の患者に対するMultiple Ability Self-Report Questionnaire(MASQ)を用いた認知機能評価」に関する研究 |
| 大澤 敦 | 財団法人癌研究会 有明病院 放射線部 核医学チーム 診療放射線技師 | PET-CT装置における被写体断面積と散乱フラクションの関係 |
| 小川 智子 | 国立がん研究センター 東病院 薬剤部 薬剤師 | Special populationに対する抗がん薬適正投与に関する研究-臓器機能低下症例、高齢者などに対する抗がん薬投与の適正化- |
| 八田 太一 | 京都大学 医学部 附属病院 探索医療センター 探索医療臨床部 教務補佐員 | 外来化学療法導入と効果判定に関する患者と医師の葛藤 ~ミックス法を用いた縦断的インフォームド・コンセント観察研究~ |
| 三輪 建太 | 財団法人癌研究会 有明病院 放射線部 診療放射線技師 | PET-CTを用いた悪性腫瘍の定量的治療効果判定に関する研究 |
| 森下 慎一郎 | 兵庫医科大学 病院 リハビリテーション部 副主任技士 理学療法士 | 造血幹細胞移植患者の身体機能及びQOL低下要因の調査と性差に基づいた新しいリハビリテーションプログラムの開発 |
(特定課題: 1課題300万円 10名)
膵臓がん [疫学(リスク・ファクター)、実験系(成因論)、予防、診断、治療、QOLなど]
膵臓がん
| 氏名 | 所属施設名及び職名 | 研究課題名 |
|---|---|---|
| 小井戸 薫雄 | 東京慈恵会医科大学 消化器・肝臓内科 准教授 | 進行膵臓がんに対する免疫化学療法 |
| 平岡 伸介 | 国立がん研究センター 研究所 分子病理分野 ユニット長 | 膵がんの免疫微少環境に関する研究 |
| 吉本 光喜 | 国立がん研究センター 研究所 発がんシステム研究分野 主任研究員 | 膵がんの早期診断・治療を目的としたインテグリン標的指向性リボソームの開発 |
肺小細胞がん
| 氏名 | 所属施設名及び職名 | 研究課題名 |
|---|---|---|
| 石井 源一郎 | 国立がん研究センター 東病院 臨床開発センター 臨床腫瘍病理部 室長 | 小細胞癌ならびに大細胞神経内分泌癌におけるがん幹細胞の同定 |
| 河野 隆志 | 国立がん研究センター 研究所 ゲノム生物学研究分野 分野長 | 肺小細胞がんの効率的な予防を目指した遺伝的生態系の解明 |
卵巣がん
| 氏名 | 所属施設名及び職名 | 研究課題名 |
|---|---|---|
| 岩田 卓 | 慶應義塾大学 医学部 産婦人科 助教 | 卵巣がんの腫瘍免疫逃避機構の解明および解除法の開発 |
| 加藤 友康 | 国立がん研究センター 中央病院 婦人腫瘍科病棟 医長 | 卵巣がん・卵管がん・腹膜がんにおけるがん幹細胞の役割に関する研究 |
| 津田 浩史 | 慶應義塾大学 医学部 産婦人科 講師 | 分子機能に基づいた卵巣癌標準化学療法の効果予測システムの開発と新規分子標的薬の探索 -オバリアンプリントの開発を目指して- |
| 津田 均 | 国立がん研究センター 中央病院 病理科・臨床検査科 科長 | 病理形態とプロテオーム、ゲノム解析の統合による卵巣明細胞腺がんの発生進展経路の解明と、予後・治療効果予測診断のバイオマーカー同定 |
| 平沢 晃 | 慶應義塾大学 医学部 産婦人科 助教・診療医長 | 遺伝性卵巣がんの一次予防とサーベイランスおよびQOLに関する検討 |
(ラン・フォー・ホープ記念課題: 1課題120万円 1名)
骨肉腫 [疫学(リスク・ファクター)、実験系(成因論)、予防、診断、治療、QOLなど]
| 氏名 | 所属施設名及び職名 | 研究課題名 |
|---|---|---|
| 吉田 朗彦 | 国立がん研究センター 中央病院 病理科 医師 | 高分化型骨肉腫並びに脱分化型骨肉腫に関する形態学的・免疫組織化学的・分子病理学的アプローチによる病態解明と診断・治療への応用 |
